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オブジェクトを斜め方向に拡大縮小・移動する方法

オブジェクトを斜め方向に拡大縮小・移動する方法

傾けた立方体をそのまま長方形に伸ばしたい時、ありますよね??

伸ばす方向や移動したい方向が水平でも垂直でもなくて斜めな時。

動かしたい方向はXYZ軸方向だけとは限りません。

そんな時に役立つショートTipsです。

実践動画と音声解説でどうぞ!

【Blender2.9】複数のカメラアングルを使い分ける

 

色んなアングルからレンダリングしたい!

Blenderで1カメから2カメへ画角変えて

レンダリングしたいけど1カメのまま変わらないぞ・・・!

でつまずいてお悩みの方へ。

Blenderのカメラ操作の基礎講座です。

実践動画と音声解説でどうぞ!

今回は1つのアートをいろんな角度から撮影したい時に

いろんな角度を切り替えていく方法をお伝えしています。

3DCGのいいところはアートを1つ作ってしまえば

アングル違いでいくらでもグラフィック画像や

映像作品が量産できることですね。

2D(平面)だと前、横、後ろアングルの絵が必要だとしたら3枚とも

1から描かないといけないので何倍も手間がかかります。

3DCGの場合はカメラの位置を変えるだけでOK!

なんて効率のいいツールなんでしょう。

こういうところが2D畑の私のような人間が

3DCGにハマるオモシロいところだと思います。

 

映画の照明から学ぶ!ライティングを駆使した絵づくり

 

照明が命!

3DCGはもちろん、写真や映像作品など

全てに役立つ照明の基本中の基本ノウハウを

Blenderの画面を見ながら音声解説します。

Blenderのライティングの基礎講座です。

実践動画と音声解説でどうぞ!

照明(ライティング)について

ついでにオモシロい動画があるのでご紹介しておきますね!

https://www.youtube.com/watch?v=oAkozSSj0Tg&t=4s

「3点照明」など、基礎知識を押さえた上で

かなりマニアックなお話までされているので

分かりやすくてオモシロいです!

言われてみればマイケルベイ監督の映画「トランスフォーマー」は

ずっと西日みたいな眩しい日光が真横から射しています笑

絵にメリハリやコントラストがついて作品のトーンである

“強い絵作り”になっているんですねぇ。

 

絵作りは照明(ライティング)が全てと言っても過言ではないですね。

だって光が当たらないと見えないですもん。

Blenderにもライトツールが複数あって、機能も充実しているので

照明の当て方だけで相当遊べちゃいますね。

この動画もぜひ参考にしてみてください!

【Blender2.9】牛乳パックの3Dモデリング

Blenderにて紙パックのパッケージをモデリングしていきます。

所要時間は10分足らずでできますのでぜひ試してみてください。

1からの制作過程をこちらの動画でご覧ください!

ポイントはパッケージ上部斜めの屋根部分の構築です。

中に入り込んでいる部分と外側の屋根の重なり方はこんな感じの構成です。


屋根のふち部分に紙の厚みをつけるために

モディファイアプロパティの「ソリッド化」を適用させています。

完成体がこちら。

Blenderをお楽しみの方に参考になれば幸いです!

YouTubeチャンネル「3Dにゃん」もご参考の際にぜひお役立てくださいませ。

https://www.youtube.com/channel/UCD0ILSRKtgH1Wcxs-LHc0wQ

【Blender2.9】ONAIR表示灯の3Dモデリング


今回は「ONAIR表示灯」のモデリングを通して発光する看板の作り方を動画で解説します。

形づくりはとってもカンタン。数十秒でできちゃいますので

サクッとこちらのGIFを参照ください!

形づくり【その1】

形づくり【その2】

枠を作るときにはcontrol+Aからスケールの「適用」を忘れずに!

全体の形はとれましたか?

それではここからが本番です。

「ONAIR」の表示部分のようにボワーンと発光させる方法です。

こちらの動画をご覧ください!

【Blender2.9】オブジェクトをくり抜く(風穴をあける)方法

オブジェクトの真ん中をくり抜く方法。

「風穴をあける」という方がわかりやすい表現かも。

要はこんな感じにする方法ですね。

前回はBool Toolの「Difference(差分)」を使ってオブジェクトをくり抜いたりえぐらせる方法を紹介しました。

今回は違う方法でくり抜いてみます。

立方体を用意します。

両面を選択

「I」キーを押しながらマウスで辺を内側にして

そのままの状態で「X」キー

削除メニュー内の「面だけ」を選択して消去

これで一応くり抜かれました。

ただ、貫通部分に面がありませんので面を作ってあげます。

つなげたい面の両サイドの辺を全て選択してから

右クリック → 辺コンテクストメニュー内の「辺ループのブリッジ」で面が出来上がります。

これで完成。

基本形の円柱や多角形などにも使えます。

他の形のオブジェクトで試してみてくださいね。

【Blender2.9】オブジェクトをくり抜きたい

 

タイヤやドーナツ、浮き輪、レゴブロックの人形の手を作るときに

絶対に必要なのがオブジェクトを「くり抜く作業」ですよね。

これを「Difference(差分」と言います。

この方法を紹介します。

手順一覧

数十秒もあれば実行可能です。

最初に初期設定をしてしまえば後は呼吸するように当たり前にできちゃいます。

  1. プリファレンスでBool Toolにチェック・保存
  2. オブジェクトモードで対象物を選択
  3. 編集タブからBool Toolを選択
  4. Bool Toolから
  5. Differenceを選択
  6. 実行されます

初期設定

画面左上の編集→プリファレンスを開きます。

アドオンを選択 → Bool Toolを検索で見つけてチェックを入れる

 

プリファレンスを保存を選択して更新

これで初期設定は完了です。

実行

初期設定が済んだので実行してみます。

タイヤやドーナツみたいな輪っかを作っていきますね。

ベース作り

まず追加で「円柱」を出します。

拡大縮小、回転で任意の形と向きに設定

これが輪っかのベースとなります。

shift + Dで複製 → 縮小して真ん中に配置

これが輪っかの穴になります。

これでベースの完成です。

Difference(差分)の実行

Nキーを押して編集タブを出します。

「Bool Tool」が追加されているはず

 

オブジェクトモードにしてから対象のオブジェクトを選択。

Bool Tool から「Differrence」を選択するとくり抜かれます。

ここでポイントなのが、

穴になる方のオブジェクトから先に選択すること。

次にshiftキーを押しながらベースのオブジェクトを選択。

この順番を守るようにしてください。

この順番でないとベースが消えて輪っかになる方が残ってしまいます。

以上で実行完了。

この方法は真ん中をくり抜くだけでなく、部分的に欠けさせたり

ビルなどの建物の窓なんかにも応用できたりします。

試してみてくださいね。

【Blender2.9】シンメトリーで左右(上下)同時にモデリングしたい!

シンメトリーで左右(上下)同時にモデリングするには

こんな風に左右(上下)同時にシンメトリーでモデリングできる方法を紹介します!

生き物をはじめ、あらゆるモノの多くはシンメトリー(対称)ですから

この方法が効率的です。

手順一覧

数十秒もあれば実行可能です。

最初に初期設定をしてしまえば後は呼吸するように当たり前にできちゃいます。

  1. プリファレンスでMesh:Automirrorにチェック・保存
  2. 編集タブからAutomirrorを選択
  3. 対象のオブジェクトを編集モードで選択
  4. XYZ任意の軸で設定して完了
  5. モデリング開始

初期設定

画面左上の編集→プリファレンスを開きます。

 

アドオンを選択 → Mesh:AutoMirrorを検索で見つけてチェックを入れる

プリファレンスを保存を選択して更新

これで初期設定は完了です。

実行

初期設定が済んだので実行してみます。

Nキーを押して編集タブを出します。

「Auto Mirror」が追加されているはず

編集モードにして対象のオブジェクトを選択してから

任意でXYZいずれかの軸を選んでから

Auto Mirrorを押すとオブジェクトにラインが入ります。

そのラインが軸となって左右(上下)同時にモデリングができます。

【Blender2.9】ベベルの角度が(45度)にならない!でお悩みの方

長方形の角にベベルかけると角度が均一にならない問題

はじめてのBlender!!

よし、まずは超カンタンそうな

スマホとかのモデリングをやってみるか!

長方形にして・・・

ベベルで角を削るよね・・・・・・

ん?角が・・・

なんか・・・

均一(45度)にならんぞ!!なんでやぁぁぁぁ・・・

はいやーめた!!アマプラでも見よっと。

早くも3Dモデリングを挫折しかけている

あなたへ向けての記事です!私も一緒でした笑

大丈夫。一瞬で解決します。

原因は立方体をスケール(S:拡大縮小)で長方形に引き伸ばしたことで、

ベベルにもスケール(S:拡大縮小)がかかっているからなんです。

立方体のままだと角はきれいに45度で削れてくれます。

しかし長方形に引き伸ばし(拡大)すると均一に45度になってくれません。

わかりやすくするために正方形の状態からベベルをかけて

長方形に引き伸ばしてみますね。

こういうことです。

ではどうすればいいのか。

「スケール」の適用で解決

長方形に引き伸ばした後にスケールを「適用」すれば

長方形でも45度のベベルにしてくれます。

オブジェクトモードで長方形を選択して

control + A

メニューからスケールを選択してから「適用」

これでOKです!

 

 

 

 

 

 

 

 

きれいに45度で角度が取れていますね!

ビフォーアフターで見比べてみてください!

 

 

 

 

【Blender2.9】画面を歪ませたくなーい!

歪みをなくす方法は超カンタン

Blenderのワークスペースは元々だいぶ空間に遠近感がついています。

 

 

 

 

 

肉眼で見るよりもオブジェクトが歪んで見えるんですね。

場合によってはこの歪みをこんな風になくしたい時があります。

 

 

 

 

 

モデリング中に切り替える方法と、カメラ撮影する時に切り替える方法の

2つを紹介します。

モデリング時に歪みなしにしたい時

テンキー5を押してください

これで空間に歪みがなくなります。

戻したい時は再びテンキー5を押せば戻ります。

何をしているのかを専門用語的に言うと

透視投影⇄平行投影

この切り替えをすることになります。

カメラ撮影する時に歪みなしにしたい時

ワークスペース上のカメラを選択

プロパティタブからカメラマークの「オブジェクトデータプロパティ」を選択

「レンズ」を開きます

タイプの中から「平行投影」を選択

これで撮影した画に歪みがなくなります。

ちなみに「透視投影」にすると

再び遠近感のある歪んだ画面になります。