【Blender2.9】フラットだけど3D。“セルルック”なアートを作る

今回はこんな感じの

フラットな風合いの着色のアートを

Blenderで作る方法をメモします。

shaderの設定でカンタンにできる

要は着色の設定さえ覚えればカンタンにできます。

まずこんな感じで輪っかと床のオブジェクトを作ったら

レンダープロパティのカラーマネジメント内の

ビュー変換を「標準」にしておいてください。

これで下準備は完了です。

shaderに移動して着色設定していきます。

  • 「プリンシブルBSDF」を削除
  • 「ディフューズBSDF」を追加
  • 「シェーダーからRGBへ」を追加
  • 「カラーランプ」を追加

それぞれを画像のように紐づけてください。

 

 

 

 

 

カラーランプの「リニア」を「一定」に変更して

カラーバーを調整すれば色が2階調になると思います。

これでフラットな着色が完成。

あとはライトの位置を任意で調整すれば出来上がりです。

紐づけるところから完成までは動画の方がわかりやすいので

こちらを併せて参考にしてください。

 

こういう3Dグラフィックは

一体なんていう言い方の技法なんだ?

とずっと分からずじまいでした。

フラットデザインなんだけと3Dに見える…。

この呼び名を最近知りました。

  • トゥーンレンダリング
  • セルルック
  • セルシェーディング
  • トゥーンシェーディング

とかいろいろ言い方があるらしいです。

アニメのセル画のように色が均一に塗られたような質感だからですね。

トゥーンレンダリング(toon rendering)とは、コンピュータグラフィックスにおいて手描きアニメーション、あるいは漫画イラスト風の作画(アニメ絵)でレンダリングする手法のことである[1]セルシェーディングCel shading)、セルルックとも呼ばれる[1]非写実的レンダリングの一種である。

出典元:引用 – Weblio辞書

この手法はロゴやアイコン、ピクトグラムなどの

モーショングラフィックに応用できたり

リアリティのある3DCGとはまた違った場面や切り口で

使うことができるので、この作り方を覚えて見てはいかがでしょうか。

Dにゃん

 

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