【Blender2.9】オブジェクトをくり抜きたい

 

タイヤやドーナツ、浮き輪、レゴブロックの人形の手を作るときに

絶対に必要なのがオブジェクトを「くり抜く作業」ですよね。

これを「Difference(差分」と言います。

この方法を紹介します。

手順一覧

数十秒もあれば実行可能です。

最初に初期設定をしてしまえば後は呼吸するように当たり前にできちゃいます。

  1. プリファレンスでBool Toolにチェック・保存
  2. オブジェクトモードで対象物を選択
  3. 編集タブからBool Toolを選択
  4. Bool Toolから
  5. Differenceを選択
  6. 実行されます

初期設定

画面左上の編集→プリファレンスを開きます。

アドオンを選択 → Bool Toolを検索で見つけてチェックを入れる

 

プリファレンスを保存を選択して更新

これで初期設定は完了です。

実行

初期設定が済んだので実行してみます。

タイヤやドーナツみたいな輪っかを作っていきますね。

ベース作り

まず追加で「円柱」を出します。

拡大縮小、回転で任意の形と向きに設定

これが輪っかのベースとなります。

shift + Dで複製 → 縮小して真ん中に配置

これが輪っかの穴になります。

これでベースの完成です。

Difference(差分)の実行

Nキーを押して編集タブを出します。

「Bool Tool」が追加されているはず

 

オブジェクトモードにしてから対象のオブジェクトを選択。

Bool Tool から「Differrence」を選択するとくり抜かれます。

ここでポイントなのが、

穴になる方のオブジェクトから先に選択すること。

次にshiftキーを押しながらベースのオブジェクトを選択。

この順番を守るようにしてください。

この順番でないとベースが消えて輪っかになる方が残ってしまいます。

以上で実行完了。

この方法は真ん中をくり抜くだけでなく、部分的に欠けさせたり

ビルなどの建物の窓なんかにも応用できたりします。

試してみてくださいね。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *